上の写真は、十年以上前、「わたしの宮沢賢治かん」のように、廃材、廃品を活用して夫が手作りしてくれた、彼のナイスセンスによる「卵油ハウス」です。緑のカーテンが涼しそうですね。

これまでこのブログを開けてくださった方々へ、お知らせです。長い間使わせていただいたショップの名前を、変えることになりました。カテゴリーの中に、ユニセフ・エコ・ショップという名前があったのをご記憶でしょうか。平成6年8月31日(ヤサイの日、勝手に命名)にこのショップは誕生したので、もう17歳に成長したんですね。最初は、ユニセフだけに毎月送り続けていたので、この名前だったのですが、途中で支援対象が複数になり、特に今年度から東日本の被災地が復興するまで、支援金の半分はそこに送り続けようと会で決めたので、これを機会にショップの名称を「ピース・エコ・ショップ」とすることにしました。
 「ユニセフ・エコ・ショップ」という項目は、カテゴリーからは消えましたが、横の「最新タイトル」の中にありますので、開けて頂ければ17年間の歴史がわかって頂けると思います。そういう私も今開けてみて、なつかしかったあ・・・・・。
 所で、このブログをしばらく休んでいましたのは、別に怠けていたのではなく、この名称変更をするには、特定非営利活動法人である猿島野の大地を考える会の定款変更手続きという、私にとっては大変な作業が待っていたのです。とにかく文明の利器に慣れていない世代にとっては、避けて通りたい関門です。でも言いだしっぺにとっては、責任上避けて通れず、関係者に尋ねて教えてもらうしかなく、でもそのお蔭で人の親切が身に染みました。そして、自分自身も、教えてもらえばできるんだという気持ちのよさも味わいました。そんなわけで、県にその書類を送ることができ、すっきりした気持ちでまたブログに向かっています。
 これまで「ユニセフ・エコ・ショップ」で作っていたパンフレットや会の定款の概要も、全部やり直す作業が次に私を待っています。それらのパンフなどがこれまで手書きであったのは、長年農場を手伝ってくれ、会にもなくてはならない存在だった次女が、字やイラストが上手で、全面的に彼女に頼っていたのです。でも5年ほど前に石川県に嫁いでしまいました。一寸横道にそれますが、彼女はその嫁ぎ先で、夫婦二人で力を合わせ、彼女らしさを発揮して、自分たちの世界を創ろうとしています。彼女も最近ブログを始めましたので、一度開けてみてください。
http://mainichi-daiji.cocolog-nifty.com/blog/
 話を初めに戻しまして、それゆえ、私の読みにくい字よりはましなパソコンにやってもらいましたので、ご覧ください。

                ピース・エコ・ショップ
                ピース手造り卵油のご紹介
ピース・エコ・ショップ(平成23年9月15日より、ユニセフからピースに改名しました)は、平成6年8月31日(ヤサイの日)に、もったいない精神と働く張り合いを求める気持ちから発想し産声をあげました。
そして皆様の暖かいご支援により、平成22年までで、ユニセフ(国連児童基金)に952万6千円、ペシャワール会中村哲医師を中心に、パキスタンアフガニスタンで医療、井戸掘り、用水路建設により緑の大地計画を実現しているNGO組織)に1328万7千円、総額2281万3千円を送る事ができました。人命に直結する貴重なお金です。本当にありがとうございました。
 平成23年度よりペシャワール会と東日本被災地へ毎月半分づつ送っています。小さな力が集まって、争いがなく環境を汚さない平和な世界の実現に関与できる力になり、私達もそれによって日々元気や悦びを与えられています。
 平成12年、猿島野の大地を考える会がNPO特定非営利活動法人)を取得する際、ピース・エコ・ショップは会の事業として位置づけられ、会員の協力と結びつきは一層強くなりました。
 最初は、余剰卵、鶏糞、余剰野菜といった顔ぶれでしたが、EM8有用微生物群)製品、EM手造り液体石鹸、竹酢液、自著の本等と品目が増え、途中から仲間入りした一つに卵油があります。私達は最初自分たちで試してみて、体で卵油の効果を実感しました。そして卵油で皆様にも健康になって頂いて、その感謝の気持ちをピースにつなげてもらおうと思いつきました。
 これまでに、色々な悩みをお持ちの方々がこの卵油で元気になられました。今回はその卵油について更に深く知って頂きたく思います。

              クエッションズ & アンサーズ
Q. 卵油は誰が発見したのでしょうか。
A. 卵油は、日本古来の民間療法の一つで、その起源は平安時代とも奈良時代とも言われています。近代になって、当時医学看護のバイブルと言  われた家庭の医学書、“赤本”に「滋養強壮にもなり」「内服すれば心臓の妙薬で」「外用すれば痔の妙薬」等、臨床事例が多々あげられて  います。
Q. 卵油のどんな成分がどう身体に働くのでしょうか。
A. 主成分はレシチンオレイン酸などの不飽和脂肪酸、ビタミンE等です。
  これらは私達の細胞の壁をつくる大切な物質であり、細胞の働きや免疫力を高めます。レシチンは血液中のコレステロールを乳化させ、善玉  コレステロールを増やす働きがあることが知られています。さらにビタミンEは抗酸化作用によって細胞の老化や癌化、動脈硬化の進行をお  さえます。これらの栄養成分とその他微量成分の総合的な作用により、高血圧、脳卒中動脈硬化血栓症狭心症、糖尿病、肝臓障害など  の予防や、これら疾患の初期段階における改善などが期待できます。 
Q. 卵はコレステロールが多いので、食べすぎないようにと言われますが、卵油はどうですか。
A. 卵油は卵の黄身を加熱してレシチンやビタミンEを抽出したもので、当然成分的にも変化し、卵をそのまま食べる事とは明らかにちがいす。  コレステロールが気になる方はむしろ積極的に卵油を飲んだほうがよいです。
  卵油レシチンには血管に付着しやすい悪玉コレステロールを取り除き、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
Q. 卵油の原料となる卵は、どのようなものがよいですか。
A. 卵でいいますと、放し飼いの鶏の卵はケージ飼いの鶏の卵に比べて、必須脂肪酸を最高で五倍も多く含んでいて、コレステロールもずっと少  ないのです。所で、この卵油はこの自生農場の放し飼いの鶏の卵で造っているので、もってこいです。
Q. 卵油はボケ防止にもよいと言われますが。
A. 栄養面からのボケ防止法としてレシチンは非常に有効です。人間の体の重要な器官、特に脳細胞にはレシチンが多く含まれ、卵油でその栄養  素を補給できます。さらにレシチンの構成物質であるコリンは神経伝達物質。正常な神経の成長発達に欠くことのできないものです。

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