2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

お手紙

先日、栃木県の烏山にある、有機農業志望者の研修施設、帰農志塾の二人の研修生がピース・エコ・ショップ建設に使う資材を持ってきてくれました。 今日は、彼らから自筆のお手紙が、農場だよりと一緒に届きました。毎月か隔月かに届く農場だよりが、絵も文も…

もう一人のお手本

先日、自分がお手本にしたい方を紹介しましたが、昨日もう一人のお手本の方が見えられ、それも夫と私の分も含めた三人分の手作り弁当まで買ってきてくださり、農場で一緒にそれをごちそうになり、おいしくて舌鼓を打ってしまいました。 ずっと前からの会員さ…

四季の会

今日は火曜日。四季の会の活動日です。全員は集まりませんでしたが、久しぶりに顔を出してくれた会員を囲んで、話がいろいろ弾みました。 お天気もいいので、みんなで川の浄化にEM液を流した帰りに、今度はその足で生ごみをもらいに行ってきました。生ごみを…

勇気

昨日資材を運んできてくれた若者との話の中で、宮澤賢治の話しになり、私が彼の人間定義に真から納得し、それを具現化して生きる方法としてゴミ拾いに行き着き、約三年間独りでゴミ拾いをするうち、持続する元気を得、そこから全てが始まったというようなこ…

一日一生

今日も、一日一生と言えるような密度の濃い一日でした。 卵油作りや石鹸作りをやりながらお待ちしていたら、遠くからわざわざ資材を運んできてくださるというお二人が農場に到着。トラックからそれを下す前に、記念撮影。 三人で下してくれている間に、生ご…

奉仕会

会の代表である夫が、大学時代に所属していた会が、奉仕会と言います。こういう類の会に、血気盛んな青年期に入っていたということは、その後の人生に及ぼす影響は大きなものがあるなあと、この頃とみに感じさせられます。 奉仕会を導いてくれた教授の言葉「…

お手本

私の周りに、お手本とすべき80歳以上の方がおられます。一人は、私たちの会で作った「猿島野まるごと博物館」のそば名人さんです。先日の交流行事の時は、自転車で見えられ、それも来られる前に揚げたという揚げ餅を持ってきてくださいました。そして、厨…

受け入れる

ちょっと前のことになりますが、今90歳の詩人の方が書いた「受け入れる」という本が、沢山の方に読まれているというニュースをテレビで知りました。 昨日私がブログに書いた自己嫌悪の波、この波が自分にかぶさると、そこから抜け出るまで結構な沈滞時間が…

役割分担

今回の交流行事もそうですが、会も二十年以上になるとありがたいことに、自然と以心伝心、役割分担のようなものができて、それが目に見えない絆というものでしょうか。 もみ殻燻炭は、予行演習を三回、餅つきやけんちん汁は、前日に準備にきてくれ、当日もい…

もったいないという宝

私たちの世代は、戦中、戦後の混乱期に生まれ、育ち、祖父母、両親、大人の一生懸命に家族を守って、生き抜こうとしている後ろ姿を見て育ちました。 物の不足する時代、物を大事にしなければ生きていけず、もったいないという気持ちは自然に育ち、自分の体の…

大同団結

私は、この言葉と「大同小異」という言葉が大好きです。 宮澤賢治の人間定義の中に、「有機交流電燈」と並んで「因果交流電燈」という表現があります。この因果交流電燈というのは、人それぞれ、生まれも育ちも、その時代も国もみな違い、その結果がその人間…

有機の里

このブログは、有機の里創り研究会と言います。先日、合鴨米を長年作っている会員の方が、見えられ、お話をしている時、この有機という言葉の持つ意味合いがそれぞれの人によって違っていることに気が付きました。 たとえば、有機の里と聞いたとき、有機農業…

有機の里

このブログは、有機の里創り研究会と言います。先日、合鴨米を長年作っている会員の方が、見えられ、お話をしている時、この有機という言葉の持つ意味合いがそれぞれの人によって違っていることに気が付きました。 たとえば、有機の里と聞いたとき、有機農業…

交流

宮澤賢治の人間定義で、私を納得させ、生き方を根本から変えてくれた一節「私という現象は、仮定された有機交流電燈の一つの青い照明です」は、人間の有限なはかなさ、弱さを示すと同時にその命に宿る魂同志の交流によって、社会が明るくなるということを暗…

仲間達

この会も、「自由、平等、行動、非政治、非営利」という基本理念で、二十年もやっていると、正にこの理念の通り、自由に自然と各々の分担ができてきてありがたいです。 この二十日に行う予定の炭焼き行事、今年は竹炭の代わりにもみ殻燻炭を焼くのですが、そ…

娘たち

今日は、ついに娘親子が石川へ帰っていきました。五歳の兄と三歳の妹で実によく遊んで、そのやり取りを聞いているだけで、愉快でした。どんなところからも遊びを見出して、その集中力と創造力は、こちらの方が教えられました。娘の育て方にも感心しました。 …

外は一面の銀世界。それも瞬く間に。明日娘親子が帰るので、もう一度母に顔を見せてあげたいと出かけたものの、余りの雪の降り方に危険を感じ、結局引き返す羽目に。 五歳の孫が手作りしたプレゼントや前回一緒に撮った写真をもって、意気揚々と出かけたので…

若者

私たちの会は、頼りになる若い会員がいてありがたいと思う今日、この頃です。 今帰郷している次女も長い間、会の運営になくてはならない存在で、石川県に嫁いで行った時には、ずいぶん心細い思いを味わいました。でも、今では向こうで自分たちの地歩を固めて…

深刻な問題

昨日の午前中は、娘たち夫婦のお師匠さんともいうべきお宅に家族みんなで伺って、貴重なお話を聴き、よもやま話もして楽しい時間を持ちました。 そして今日は、娘のお友達のご両親で、会の温かい支援者でもあるお二人が農場に来てくださり、これまた濃密な時…

生ごみ活用第二段

私たちの会では、昨年県のコミュニテイー協働事業の募集に対して、「EMの中の主役である光合成細菌を使った生ごみの自家処理と安全な社会創り事業」という申請名で応募し、採択され、市の支援でフォーラムを開催し、助成金で光合成細菌を培養するビニールハウ…

有機的家族

私たちの家族は、今の所みな離れ離れに暮らしていますが、距離的に遠いだけで、精神的にはつながりあっているので、距離を感じません。 今回、石川県から次女が里帰りしたおかげで、色々積もる話もでき、彼女達夫婦が今取り組んでいることや、彼らと大同小異…

ならぬことはならぬ

昨日に続き、バイオマス活用推進計画ですが、最初に名乗りを上げたのは、栃木県那須町でした。そこでは、バイオなすタウン推進会議を平成19年発足させました。特に印象に残ったのは、「生ごみは焼却させない」という意識の醸成を図ることという一節でした…

バイオマス活用推進計画

聞きなれない言葉だと思いますが、これまで会が市に国への申請を要望してきた「バイオマスタウン構想」が、バイオマス活用推進基本法(平成21年9月)とバイオマス活用推進基本計画(平成22年12月)の制定を受けて、上のように名称が変わりました。 国…

使命感

命終わるまで、やっても届かない目標。この会の目指していることは、正にそうです。宮澤賢治が、いみじくも言っているように「永遠なる未完成、これ完成なり」「すべての人が幸福にならない限り、個人の幸福はあり得ない」のですから、会もバトンタッチして…

ミニマム主義

今、帰郷している娘は、石川県でお米とリンゴを中心とした有機農業を夫婦で営んでいます。 「類は類を呼ぶ」という諺のように、同じ方向を目指している者同士、自然に知り合い、交流するということになるのでしょうか。彼女たち夫婦の周りには、自分をしっか…

百円

今日の寒さは格別でした。その上、売り上げも寒しの底冷えでたったの百円。お掃除役の優しいお友達が沢山のカイロを持ってきてくれたのが救いで、それをお尻にしいたり、体にくつけたりして暖をとりながら、昨日に続き、シューマッハーの「スモール イズ ビ…

三日坊主

今日は、週一回十年以上続いている川を浄化するEM液の投入を、夫と孫とやってきました。毎週四季の会の活動日である火曜日にやるのですが、今年は火曜日が元旦でしたので、遠慮して今日になりました。 途中で携帯を忘れたことに気づき、もう遅しで、今年こそ…

チャリテイー ショップ

昨年、ピース・エコ・ショップの店番をしながら、読んでいた毎日ウィークリーに、私たちの会にとってとても共鳴できる、わくわくするような記事がのっていました。 それが、題名にあるショップの話しです。イギリスには、現在平均的な町に、3〜4店このショ…

チャリテi

晴天

明けましておめでとうございます。天もお正月を祝ってくれるかのような晴天でした。 大切な天下晴れてのお休みなので、家族みんなで恒例の神社にお参りに行きました。 この神社は、四つの部落を合わせた山という地名の一番地で、その古さが神社を囲んでいる…