いい町

 私共の次女は結婚して、石川県のと或る町に住んで、夫婦力を合わせて有機農業を営んでいますが、いい町で感謝しています。現在の家は、住まなくなった家を町が紹介してくれる制度で、その所有者と相対でとても安い値段で購入でき、ローンもなく本当に安心できました。そしていつぞやは次女から、私たちの町はお母さんがよく言っている「バイオマスタウン構想」も通っているよと言われ、パンフレットまで送ってくれました。又、新規就農者にも手厚く、数名ですが四年間生活支援があるそうです。
 そして、その隣町のJAは全国に先駆けて、木村明則さんの指導の元自然栽培に取り組んでいるとのことです。
 このように、住民の生活に密着した目線で、温かい町創りをしていれば、自然と人が集まってきて、昔ながらのよさも残されていくような気がします。
 私たちも、この坂東市がそのようなところになることを願いながら、「ピース・エコ・ショップと一対のもったいない広場から、宮澤賢治の世界を発信しよう」という事業を現実のものにしていきたいと考えています。