堆肥つくり

 「けがの功名」という諺の通り、過失が反対に良い結果をもたらしてくれて、以前より元気になれただけでなく、やること全て、ゆっくりと楽しくできるようになって,こんなに有難いことはありません。私の中でそれまで眠っていた副交感神経が、目を覚ましてくれ、私の残りの人生を明るくしてくれたこと、自分への最高の贈り物です。
 自然に意欲が湧いてくる、そういう一つが、昨日から始めた堆肥つくりです。EMの開発者である比嘉先生が、スーパー菌と呼ぶ光合成細菌と我が家にあるもったいない資源を組み合わせて、独自の堆肥を作ることを思いつきました。
 その資源の一つに、草木灰があります。冬の間我が家はだるまストーブなので、灰大臣なのです。灰にはミネラルがたくさん含まれていて、堆肥の組み合わせ次第で、植物がミネラルを吸収しやすくなるということです。
 そういえば、「花咲か爺さん」という昔話に、おじいさんが「枯れ木に花会を咲かせましょう」と言いながら灰をまいたら、花がさいてきたというお話が合ったのを思い出しました。科学という概念がない昔に、経験という知恵でそれが分かっていたというのがすごいですね。