母、行く

 しばらくお休みしていましたが、今日からたとえ短くてもこれを続ける事に決めました。二月、三月は、私的な事ですが、私の母の入院、そして昇天がありまして、四月に入った今日から、気持ちを切り替えてと思った次第です。
四年前まで、37年間私達の家族と一緒に過ごした母は、23年前に生まれた会のよき理解者でもありました。年二回の会の交流行事の際は、参加者の方々にこの町で人気のお肉屋さんのコロッケを振る舞ってくれるのが習わしになっていて、皆さんから「おばあちゃんのコロッケ」と呼ばれていました。
 97歳の最期まで意識があり、本当に安らかな大往生でした。ゆっくりした環境の中で、三人の孫達と遊んでくれたお陰で、三人の娘達は情緒豊かに育ってくれて感謝しています。今回、遠くから馳せ参じた彼女達は、年老いて来た私達、親を心配し、いろいろやってくれ、家族の絆を強く感じた日々でもありました。