ビニールハウス

 この頃ビニールハウスでお茶を飲むことが多くなった。まさか、自生農場にビニールハウスが建つことになろうとは、夢にも思わなかった。光合成細菌の培養、県のコミュニテイー協働事業への応募と採択、二年半前坂東市で呼びかけたプロジェクトに一緒に入ってくれた会員からの資材の無料提供がなかったら、このビニールハウスはここに存在しなかっただろう。
 そう思うと、物事はすべてつながっている。その時その時なんでも魂込めてやっていれば、魂のある人たちがいつの間にか集まってきて、大きなパワーになり物事は成就していくか、そこへ近づいていく。
 このビニールハウスは、それを象徴していて、ここでお茶を飲むと、ことさらおいしい。