有り難味

 有り難味というのは、食べ物にしても少しか、ちょうどいい量であると湧くものであるとピース・エコ・ショップの総菜部門をやるようになって、感じています。たった二人分のおかずを作るのも、たくさん作るのもたいしたちがいはないし、自分たちの分は少し残しておいて、あとは買っていただいて、ピースに役立てたほうが作り甲斐もあり、二人でちょうど食べ終わって、有り難味と清涼感も味わえます。
 その上、野菜も捨てることなく活用され、もちろん野菜のくずも出ますが、それはニワトリさんがよろこんでついばんでくれ、最後のくずは光合成細菌を振り掛けて土に返し、私のもったいながり屋も大満足というわけです。
 今日もやるべきことを、亀のように少しですが、今までかかってかたずけました。おやすみなさい。