台風

 六月に台風というのも余り例がないような気がします。その上、この台風は、九州から北海道まで、そして内陸まですべてを通るという、なんともはや意地悪な台風といいたくなります。
 被災地でまた台風にこられては、お気の毒としかいいようがありません。原発事故で、国民にこれだけの甚大な被害と犠牲を強いたのですから、国に抜本的な基本政策の転換があってしかるべきです。国民は未来に希望がもて、納得すれば、節電や節約はいとわないと思います。
 光合成細菌が、放射能を減少させるということも、根本的解決法の一つであり、それを国が認めて実施に踏み切れば、現在の底なしの莫大な移染費用がいらなくなり、消費税増税も後回しになるのではないでしょうか。
 今回の台風は、いつまでも大ナタをふるえない国への、天からの叱責か怒りとも思えます。