国民性

 みなどこの国でも、歴史的、地理的要因などによって自然と独自の国民性が培われていきます。
 でも近年グローバリゼーションの影響で、その国民性も少しずつうすらいで、価値が見落とされ埋没してしまいそうな気配です。本当にもったいないことです。
 でも、3/11に始まり自然に形成されていった「さようなら原発 再稼働反対」の国会前の国民集会は、眠りかけていた国民性を復活させてくれたような気がします。
 元来、自然を敬い、その恵みを大事にしてきた大和魂をもった大和民族が私たちの御先祖様なので、この天災、人災の世界の歴史にも残る大事を教訓にして、この機会を活かさなければ日本国民の恥ではないでしょうか。
 もったいないを旨とし、質素、倹約、互助の国民性を発揮すれば、原子力に頼らず、自然エネルギーで将来立派にやっていけます。国民の半数がそれを望んでいるのですから、そちらの方面の技術開発に国も企業もそれこそ国をあげて取り組めば、日本の将来も再起が可能な気がします。それだったら国民も反対なぞせずに、愛国心をもって自分達のエネルギーを投入するでしょう。
 日本の象徴である田んぼが、黄金色になってきました。一年に一回しか見られない光景ですので、私の大好きな場所を写真に収めてきました。