仲間

 今日も色々な人たちが、農場に来てくれました。ピース・エコ・ショップにいつもお野菜を届けてくれる、気持ちのいい強靭な明るさをもっている女性たち。彼女たちのおおらかさは、大地に根ざし艱難辛苦を乗り越えてきたからこそ培われ、身についたものなんだろうなあと感心します。
 今日は、ゴルフ場の店番先にも、会員のお仲間が立ち寄ってくれ、色々お話をしていかれました。
 帰ってきたら、今度は夫の後輩でと言っても一歳だけですが、大学を退官後第二の人生をここ坂東市で、それも私たちの旧宅で烏骨鶏の研究をされている会員さんが、光合成細菌をたくさん購入に来てくれました。
 夫も毎夕残った餌に光合成細菌をまぜてやるときれいに食べ、鶏の体調も良いといって欠かしません。
 農場特製のビワ茶で、その先生と放射能測定器についてお話ししているうち、頼りになることがわかって、前から入会していただいて頼りにはしていたのですが、今後相談にのってもらえる強力な相手が見つかって、勇気が出てきました。
 次に登場したのが、若くてこれも頼りになる会員さん。今日は、子供さんたちの体を心配し、卵とお野菜を求めに久しぶりに来て,近況を話していかれ、今は安全、安心を確保するのはつくずく難しい時代だと思いました。
 本当に会をやっていなかったら、こういうお仲間にはぜったい会うことはできませんでした。ただ個人的な生活だけをしていたら、私は生き詰まってしまっていたかもしれません。
社会とつながり、気持ちの通じ合う人たちと手を携えて、より一層真のところでいい社会が実現するよう力を出し合う生活のありがたさを、しみじみ感じた一日でもありました。