夢の続き

 今日は、素晴らしい秋晴れで、ピース・エコ・ショップもやさしいお客さんに恵まれ、いつまで続くやらと心細く思うときも間々ありますが、やっていてよかったとほんとにそう思いました。今では、皆さんの強力なる協力に支えられて、会の大事な事業となりました。
 このようなショップが、地域のどこにでもできれば、もったいない物は上手に活用されて、何かに役立ち、人々のつながりも深まるというのが、私がこの夢を思いついた動機でした。いばらき未来基金という制度を知り、この夢に共鳴してくださる人や会社の寄付で実現したいと、申請を出しました。今日は、その申請の内容をこのブログを開けてくださる人に読んで頂きたく、そのまま載せますので、コメントを頂けたらありがたいです。
認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ いばらき未来基金
事業指定助成プログラム(第1期)
助成事業申請書

申請日:2012年10月10日
事 業 名
(寄付募集事業名)    ピース・エコ・ショップと一対のもったいない広場から
        宮澤賢治の世界を発信しよう
申請金額         400万 円
※申請金額:本プログラムで募集したい寄付金額
団体名     NPO法人 猿島野の大地を考える会

代表者氏名
(役職)     小野 賢二
( 会の理事長 )  (印)
団体所在地 住所 〒306-0505
茨城県坂東市菅谷2218
  自生農場内
                  TEL: 0280−88−7670
FAX:     同上
Email:onofarm@koganet.ne.jp 
担当者連絡先 役職名副理事長 氏名 小野羊子  TEL:     同上
Email:    同上
                ※任意団体等で団体印がない場合は、代表者の印鑑を押印してください。

コモンズの団体データベース「NPOヒロバ」への情報登録  済 ・ 未(○印を付けてください)
会員数  116 名  昨年度の収入額 2,129,002 円  寄付収入額 100,000 円  


1.申請事業の実施背景・地域課題             *20行程度でご記入ください。
(事業を行う社会的背景は何ですか。どんな課題の解決を目指しますか。具体例、数字、地域特性なども踏まえて書いてください。)
 今、物質文明のマイナス面が、地球温暖化、環境汚染、核の脅威、暗い経済展望、精神的病理現象の増大などなどの徴候で、徐々に世界全体に現れ、社会全体が不安や閉塞感で充満しています。
 私達の会は、「人間は、現象で移ろいやすく不完全な存在ではあるが、魂の次元から、完全、完成の方向を定めて、みんなとつながりあいながら一歩一歩それに向かって歩むことは可能な存在である」という宮澤賢治の人間観、世界観に基づいて、会の理念を「自由、平等、行動、非政治、非営利」とし、平成四年四月八日(お釈迦様の誕生日)に発足し、今年で二十年になります。平成十二年にNPOの資格を取得する際、これまでの活動を総括し、定款を「地球的規模の環境悪化や世界で勃発している地域紛争等の現状に危機感を抱き、宮澤賢治的世界観に立ち、ピース・エコ・ショップ事業とEM等有用微生物による環境保全普及事業という、この両事業を具体的に循環させ、展開させることによって、このような世界的規模の問題に対しても、自分の足元から根本的に解決する路があることを社会に示し、平和的な輪を広げていくことを趣旨とする」とし、ずっとそれに沿って活動してきました。
 ピース・エコ・ショップは、日本人の国民性の象徴ともいうべき「もったいない」から生まれた知恵の一つです。即ち、余剰の物やまだ廃棄するにはもったいない物をお金に換えて、本当に必要な事に使われることで、もったいない物が活き、環境も整備され、社会秩序も保たれ、送る者に元気や張り合いが、送られる者に感謝や現実的効果がもたらされ、両者に信頼関係や絆が生まれます。
 このショップは、会の代表が安全な卵を生産する自生農場で発生する余剰卵や、鶏糞、野菜などが、活用されないのがもったいなく、又労働の意義もほしくて、私が個人的に発想し平成六年8月31日(勝手にやさいの日と命名)に誕生しました。やっているうちに自然と共鳴者も増え、野菜の種類も品目も増えていき、卵を加工した体にいい卵油や、私がこれまでに書いた四冊の本なども仲間入りしています。又、定款に載せた二つの事業の循環という事で、エコ的なEM製品や私が排水浄化のために製造しているEM液体石鹸、そして最近は放射能を減少させる可能性がある微生物、EMの中の主役と言われる光合成細菌の培養、販売もしています。定款にある世界平和という人類永遠の課題に、誰でも日々関与、寄与でき、会が支援の主軸を置いているペシャワール会からの毎月の便りで、真に役立っていることを知り、又3/11の後はその解決策を草の根で広げなくてはという使命感も強まり、ピース・エコ・ショップを一つの有形のモデルとして作り、このショップはもったいないの気持ちさえあれば、どんな地域でも設立可能であるという意味を込めて、発信することで、もったいないの持つ力の大きさが社会の変革につながることを伝達したく、この事業を申請しました。


   2.事業の趣旨・目的・必要性           1頁以内でご記入ください。
事業は主にどんなことを行い、その目的は何ですか。またなぜ必要ですか。特に、今回の事業実施期間内のみではなく、これまでや今後の取り組みも踏まえて、いかに1の地域課題の解決に結びつけるかを書いてください。また、これまでの事業で得た成果や克服したい課題があればご記入下さい)
 事業は、廃棄してはもったいないと思える物品を、必要とする人に販売し、その収益金を真に必要とする国内外で使ってもらい、物心両面が循環する平和な社会を構築していくことを目的とします。その為に、これまで移動組み立て式で行っていた「ピース・エコ・ショップ」を会の代表が所有する山林に、永続的な建物を建て会のシンボルとし、併せてその場をもったいない精神の人々が自由に集い、知恵を出し合って夢を実現していく「もったいない広場」とし、両者を一対とします。
 又、この事業は、宮澤賢治の作品「ポラーノの広場」を、ピース・エコ・ショップと一対の「もったいない広場」に置き換え、次世代のため、元気、安心、希望を与える住民参加の有機の里創りのモデルを目指します。
 この広場の目的は、人間の規範であり、日本人のアイデンテイテイ―である大和魂を、第二次大戦の折、軍国主義の戦意高揚に利用され、曲解されたまま埋もれている所から掘り起し、正しい位置に据え直して復活させることです。大和魂の本来の意味は、「知識ではなく知恵、そしていさぎよさ」です。私は、大和魂の産みの親は、「もったいない」という日本人の自然に対する畏敬と感謝の念に由来すると思っています。
少なくとも団塊の世代の人たち位までは、この「もったいない」が遺伝子に刷り込まれています。幸いにもこれから多くの団塊の世代の人たちが、仕事を終え、第二の人生に突入します。このもったいないを活かして第二の人生を送る事は、自分も社会も元気に豊かにしてくれます。その上、彼らには長年培ってきた経験、知識、技術、人脈、経済的蓄えがあります。これらの財産を大和魂を核にして組み立てれば、日本社会を根本から変革していく力になります。同時に「もったいない」を知らない世代へその後姿を見せることは、次世代を自然に健全に生き抜く方向へ導いてくれます。
これから日本は、東日本の復興も含めて、厳しい時代に入ります。日本を、永続性のある安定した国にしていくには、大和魂の産みの親であるもったいないを地方版ではなく、全国版で展開していく必要があります。その意味でもピース・エコ・ショップの必要性を発信し、普及していくためには常設にすることで、見学に来る人に参考にする機会を増やします。
 皆の気持ち「もったいない」が集まれば大きな力になるということを、ピース・エコ・ショップ事業のこれまでの支援総額を通してわかって頂きたいと思います。平成二十四年九月までの十八年間で二千四百九十二万九千二百円になりました。現在は、ペシャワール会と、被災地であり、私達の市、坂東市平将門を通して長い間交流関係にある福島県南相馬市へ、毎月半分、五万円ずつ送っています。又、私達の会の一人が、この四月から南相馬市の水田で、光合成細菌を主体にした放射能減少実証実験を行い、会としても将来力になりたいと願っています。
 又、私達の会はもう一つの柱である環境保全の普及事業の一環として、平成九年茨城県で最初に住民参加型の環境基本計画を作成、住民へのEM生ごみボカシ無料配布でゴミの減量化、資源化に成功した旧猿島町にならって、合併後も生ごみを燃さない方向でと要望書や千名以上の署名を提出。「坂東市有機の里創り研究会」という部会も発足させ、市独自の「バイオマスタウン構想」の作成を市に働きかける一方、平成六年に誕生したゴミ関心部会「四季の会」として県のコミュニテ―協働事業にも応募し、採択され、市の支援を受けフォーラムを開催。 市も歩み寄りの姿勢を示し始め、今度市が作成する環境基本計画に、会の活動状況が載ることになり、今回の申請にも弾みが付きました。

3.事業実施期間内の具体的な事業内容・計画・目標*2頁以内

事業実施期間: 2013年 月  日〜   年  月  日
2012年11月1日〜2014年10月31日の2年間のうちで1年以内
(2の事業のうち事業実施期間内に行う具体的な内容とスケジュール、成果目標を書いて下さい)
 かつて私達の会がゴルフ場建設反対運動の折、茨城県最初の立木トラスト運動をやり、NHKテレビでも取材、全国放送された思い出の山林(約700坪)が、丁度主要道路に面しているので、今回の事業でそこにピース・エコ・ショップを大きく山小屋風に建て、その周囲を「もったいない広場」とし看板を建て、誰でも自由に集い談笑する場所や駐車場を設けます。
 又、その山林の奥には、安全な卵を生産する自生農場、私達の会の事務局と住居、及び、私がかつて約三年間のゴミ拾いで出会った廃材と廃物を活用して、会の代表である夫が仕事の合間に三年の歳月をかけて作った「私の宮澤賢治かん」という会のシンボル的な館があり、その中に矢張りゴミ拾いで出会った日本の生活文化の香りがする物が置かれています。「賢治かん」が平仮名であるのは、私の「賢治観」と夫の「賢治館」というソフトとハードの意味が込められています。この「私の宮澤賢治かん」とピース・エコ・ショプは、両方とももったいない精神の産物であり、ピース・エコ・ショップも常設で形にすることで、もったいないの力を表明する相乗効果が生まれます。
 そこで先ず、今回の「ピース・エコ・ショップ」の建設について、全国にいる会員にその内容を文章で伝え、使われなくて眠っている廃材、廃建具、廃道具、廃調度等を、こちらの要望を伝えながら、募集し、働きかけます。 併せて、今回の事業の趣旨に賛同し、ボランテイア的に安価で協力してくれる、坂東市内の会員である大工さんや職人さんなど建設関係の人たちにも働きかけます。
 この二つの事に一定の募集期間を設け、その募集状況と結果を踏まえた上で、その後に必要な物を購入する金額や人件費などを、出来るだけ経費節減をはかりながら決めていきます。
又、設計は、これまで自生農場の鶏舎、育雛室、卵油ハウス、私の宮澤賢治かん等、全て有るものを活用した上で設計し作ってきた、会の代表のセンスにゆだねます。
 この日本独特の文化を生み出した原点である「もったいない」は、初めて女性でノーベル平和賞を受賞したアフリカのマータイ女史が来日して、この日本の美徳を知り感動し、もったいないを国際語にとまで言わしめただけの価値があると同感します。そして私達の会が、この「もったいない」を名実共に形にし、「もったいない」の発信基地になれれば、関心をもった人たちが県内外から坂東市を訪れてくれ、同時に、現代、日本のみならず世界で最も求められているのは、この人間の規範だと思うので、「私の宮澤賢治かん」を通して、「人間とは?いかに生きるべきか?」という普遍的な課題に答えられ得る国民的詩人、賢治の偉大さを知る契機にもなります。又、この二つの建物で、私が賢治を生きる過程で生まれた自作の歌を時々流して、参考の一助にしてもらえたらとも考えています。
一方、私達の会は、環境保全の普及事業として、旧猿島町の時から住民参加型の環境基本計画の元、町と協働で、平成九年からEM生ゴミボカシの無料配布による生ごみの資源化、減量化を推進し、周囲の自治体で可燃ごみの負担金を最も少なくし、一人あたりのゴミの搬出量が茨城県で一番少なかった時期もありました。又、排水浄化対策として、EMの浄化力を実験、検証の上、排水を最も汚す米のとぎ汁と合成洗剤を減らすため、EMによる「米のとぎ汁流さない運動モニター制度」や川の浄化活動を町との委託事業で、合成洗剤に代わる安全で排水を汚さない「EM液体石鹸」の製造、販売を会の「ピース・エコ・ショップ」事業で実践。合併後も排水浄化の面は全て継続されています。
生ごみに関しては、2で記したようにまだ途上でしたが、3/11を境に放射能の問題が最大の関心事となり、その解決法として、EMの中の主役である光合成細菌の存在がクローズアップされ、部会「坂東市有機の里創り研究会」が、放射能減少の可能性も含めた光合成細菌の学習や実証実験又その培養に取り組むのと並行して、部会「四季の会」がこれまでのEM生ゴミボカシより簡単で長続きして効果もある光合成細菌による生ごみの自家処理法に到達しました。丁度その頃、県からコミュニテ―協働事業のお誘いがあり、「四季の会」として「光合成細菌を活用した生ごみの自家処理と安全な社会創り事業」で応募し、採択され、私達の会はその助成金と会員の奉仕作業で、光合成細菌を培養できるビニールハウスを建てることができました。そして、市の環境基本計画に私達の会の活動も「坂東市をEM(有用微生物群)で有機の里に」というタイトルで載る事に成り、坂東市独自のバイオマス活用推進計画の策定(これまでのバイオマスタウン構想に代わって、平成21年国でバイオマス活用推進基本法が制定され、2020年までに全国600の市町村と全ての都道府県はバイオマス活用推進計画の策定を目標とされ、特に3/11の東日本大震災原発事故を受け現在その解決法を迫られています)も現実味を帯びてきました。
というのは、現在、コミュニテ―協働事業のお相手である「坂東市くらしの会」の有志の方々が、光合成細菌による生ごみ処理に取り組んでおり、同時にEMによる米のとぎ汁流さない運動のモニター制度にも参加しています。又、小学校で、自然科学研究推進事業の一環として、「バイオマススクールを目指して、土づくり、野菜作り体験を通して食・環境と自然科学の関わりを学ぶ」というテーマで、私達の会と連携して総合学習の時間を持つことになりました。これらの取り組みを通して、現在一番の懸案である放射能の問題にも光がさせば、何よりのバイオマス活用推進計画の発信基地になり、農業を主産業とする坂東市及び交流関係にある南相馬市を通して被災地全体の希望や活力の源になると確信します。
現在の段階では、なぜ減少するのかという理論的根拠は分かっていません。しかし、放射能が減少するという根本的解決法が示されていず、除染して保管という事だけに、多額のお金が費やされている現況では、現実に減少するというだけでも大きな打開策です。福島県南相馬市では、九割以上の水田が放射能汚染で耕作を自粛しています。現在その水田の一部で、光合成細菌を主体とした放射能減少実証実験を、私達の会の会員が試行中でしたが、最近その水田の稲刈りをして玄米の数値を測定した結果、驚異的な低い数値を得ました。
丁度この申請の作業中に、この数値結果が出たことは、ピース・エコ・ショップを訪れた人たちに、もったいないの価値を理解してもらうと同時に、環境問題の根本的解決法も知ってもらって、試行するために有用微生物を購入してもらう機会も与えられます。そこで、ピース・エコ・ショップ建設ともったいない広場の設置と一緒に、放射能が微生物によって減少するという解決法を草の根で発信し普及していくと同時にピース・エコ・ショップの収入の増大と雇用の機会創出が見込まれ、将来は認定NPOを目指している私達の会の基盤強化にもつながります。そして、ピース・エコ・ショップのもったいないを源流にした「知恵とそれを実行に踏み切る勇気であるいさぎよさ」の大和魂から、全国各地にその地域にかなった多様なピース・エコ・ショップ的な可能性が生まれ、大和魂の蘇生と日本の地道な復興が同時並行で進展、浸透していくことになることが期待できます。私は、国の持続的な安定は、ソフトに根差したハードが規範だと思います。これまでの累積された国難は、経済というハードのみを追い求め、ソフトを空洞化させてきたつけが回ってきた結果だと思います。今こそ、もったいない精神を発揮して、無駄をなくし、環境を循環させた秩序ある社会を構築する時です。その為には、ピース・エコ・ショップをその発信基地のモデルとして残し、永続させ、次世代に引き継いでもらいたく、それが私達の会の遠くを見据えた事業目標です。
 
4.課題解決のために、今後、地域の市民、団体、行政とどのようなつながりをつくっていきたいですか。


(3の事業を実施するにあたって、寄付以外に市民が参加・協力できること、企業、労働団体、生協、メディア、行政、他の市民団体などと連携したいこと等お書き下さい。)
1. これまで会の活動や拙著の本の紹介など、新聞に幾度か載せて頂いたので、いばらき未来基金の設立も含めて、ピース・エコ・ショップの紹介と常設施設の建設について、メデイアで呼びかけてもらい、社会に関心をもってもらいたいです。
2. 坂東市の行政に、市独自のバイオマス活用推進計画の策定を働きかけ、実現に向かって連携し、ピース・エコ・ショップ事業による放射能減少の根本的解決策であるEMや光合成細菌需要の必要性を高め、広めていきたいです。
3. 会員の中に、生協活動をしている人が多いので、生協との協力や連携なども視野に入れていきたいです。
5.寄付募集事業を通じて、貴組織はどのような市民団体になっていきたいですか。

(寄付を呼びかけ、支援者に支えられることによって、貴組織をどう変えていきたいですか。  会員や寄付者の拡大、法人化、認定NPO申請、などの計画があればお書き下さい。)
私達の会は、宮澤賢治的世界観に立脚しているので、国民的詩人である賢治をシンボルに、現代の閉塞感で生き詰まった社会に、どんな地域でも通用する希望の持てる普遍的なモデル即ちピース・エコ・ショップと一対のもったいない広場を提示し、日本全体の意識の変革につなげていきたいと願っています。
  私達の会が目指しているのは、命の支援と環境保全が両立する世界平和で、人類永遠のテーマなので、将来は多くの会員に信頼、支援、協力して頂けるような強固な基盤を持った認定NPOとして後世まで存続させていくことを願っています。
6.申請事業終了後のビジョン               

(3の事業の実施期間終了後にどのように事業を展開しますか。)
 「ピース・エコ・ショップ」と一対の「もったいない広場」の建設という事業が終了後から、遥かなる目標に向けての第一歩が始まります。これまで全てボランテイアというよりは持ち出しで、会の運営は成り立っていましたが、これからは組織を定着、存続していくには、有給の専任スタッフが必要です。それには、寄付を仰がなくては出来ませんので、その方面のことも勉強していくつもりです。
又、環境保全の普及という観点から、今会で取り組んでいる排水浄化の液体石鹸の製造、販売や、放射能減少の可能性のある光合成細菌の培養、販売なども、ピース・エコ・ショップを通して事業としてもっと拡大、展開し、雇用を創出できたらと考えています。

7.これまでの寄付募集の取り組み 
該当する選択肢に○を付けてください。
(実績などがないことのみを理由として「不採択」とすることはありません。)

現状
全く取り組んでいない・取り組んでいるが積極的ではない・積極的に取り組んでいる・
その他(                                   )

寄付募集に取り組んでいる期間
なし・1年以内・3年以内・3年超

寄付集め担当者
いない・兼任がいる・専任がいる・その他(         )

寄付募集のためのツール(チラシやホームページなど)
ない・ある・新規作成中・リニューアル中・その他(        )

8.寄付金獲得方針・プラン
申請団体として当プログラムを使って寄付(助成金の元となる寄付金)を集める方針と方法をご記入ください。
寄付金獲得方針
現在ゴルフ場(私達の会は、最初ゴルフ場建設反対運動から始まりましたが、宮澤賢治の哲学を基に、対決ではなく対話の姿勢でやってきたので、今ではお互いに理解し協力し合える共生関係にあり、この関係の在り方も、平和の構築の一つの大きなヒントであると思います)でピース・エコ・ショップの場所を提供させてもらって四、五年になり、ゴルフ場側の協力あってこそ、平和への支援も出来るという事で、企業として社会貢献度の高さを示していることになるので、新聞やテレビなどのメデイアを通してその事実を伝えてもらい、同時にこの「いばらき未来基金」とつなげて私達の今回の事業に対する社会認知度を高めたいです。
又、出来ましたら会のホームページやブログを通して、私が賢治を生きてきた過程で生まれた歌を発信し、宮澤賢治の現代における存在意義を伝え、私達の会の社会での必要性を理解してもらい、寄付を仰ぎたいです。
もったいない広場の設置費用に関しては、丁度県のコミュニテ―協働事業へのお誘いが来たので、それに応募して、もし採択されたらその助成金をあてたいと思います。
具体的な寄付獲得プラン¬(記入しきれない場合は、表を追加してください。)
いつ(時期や期間) 出来るだけ早いに越したことはありませんので、申請がおりればその翌月頃から始め、期間は要望する寄付金額に達するまで努力したいと思います。
ターゲット(対象) 全てのジャンルの人たちが理想的ですが、先ず会員、そして特に環境分野の企業、県の大好きいばらき県民会議、私達の会がある坂東市、その市民や企業、団体など、マスコミ、生協などです。

方法(どのようにして) 先ずこちらが必要としていて、活用出来る物や人材を募集し、対象とする所に働きかけ、その目途がたったら、今度は不足する物や人材のための金額を決めます。そしてその建設計画書を作り、色々な所を回り、働きかけ、寄付を仰ごうと思います。

金額(獲得目標額) まだ正確には決められませんが、ピース・エコ・ショップの建物は、基本的に日本建築、EMなどを活用した健康ハウス、できれば、屋根にソーラーの設備などが付けば、悦ばしいのですが、300〜500万円を目標とします。


(1)収入の部
費目 内訳及び積算根拠(名称、単価、個数)           金額(円)
寄付   いばらき未来基金から、ピース・エコ・ショップの建物、一戸 400万円
助成   茨城県コミュニテ―協働事業から、もったいない広場の整地 10万円
自己資金 建物内部の水道、電気、ガスの設置           50万円


収入合計                           460万円

(2)支出の部
費目    内訳及び積算根拠(名称、単価、個数)      金額(円)

このプログラムで集めた寄付金の使途の概要、概算
ピース・エコ・ショップの建築費、人件費           400万円


茨城県コミュニテ―協働事業の助成金の使途の概要、概算
もったいない広場の整地や整備費           10万円

自己資金の概要、概算
建物内部の水道、電気、ガスの設置           50万円



付記 現在の段階では、人件費も資材費もわかりません。
   なぜならば、3で示したように先ず募集をして、活用
   できる物や情報を手に入れてから、金額を決めること
   になりますので。
   それから設計に関しては、会の代表がやるので無料です。

支出合計                          460万円


 大体以上です。この申請は、通らないかもしれません。でも、どうにかなります。
先日のブログの「朝から」と「粋」を見て頂けばお分かりのように、まだ少しですが、夢は現実になるかもしれない様相を呈してきました。
 一緒に夢を現実にしませんか。その過程が楽しいのです。