トンボのお尻

 昨日の所を読んでくれた方は、この題名の意味が分かると思うのですが、その尻の部分がとても大事なので、ここで残念無念の気持ちを晴らさせてください。
 昨日の頼まれた総合学習で私がたてたテーマは、今の時代は目に見えるものばかりを大事にして、目に見えないものこそ大事なのにそれに気が付いていないということでした。
 目に見えるものの最たるものがお金、目に見えないものの最たるものがたましい。でも「三つ子の魂百まで」という昔から言い伝えられている諺を知っている生徒は、一人もいませんでした。「時は金なり」を知っている生徒は、一人でした。時は見えないけど、とっても大事な物。それを目に見えるお金と同等にしたこの諺を、どっちみちほとんどの生徒が知らなかったのだから、「時は命なり」と覚えてくださいと、私が用意した裏表活用の二枚半の紙に書いてもらいました。
 そして、命が何より大事と、命を三つに大別したらという質問には、「動物、植物、微生物」という正解がかえってきました。そして、現代はこの三つの間の関係がつながっていなくて、分断されていて、その犯人は人類だという答えもかえってきました。
 そして、そこから目に見えない救世主である微生物の本題に入るのですが、そこにばっちり時間を注ぎ込んで、微生物に関心を持ってもらい、生活と遊び心をつなげた実践者になってもらい、地球の病を治す側にまわってもらいたかったのです。
 それは、将来たましいにもつながるし、「時は命なり」にも繋がります。
 今回、時間内にまとめきれなかった反省を無駄にしないで、次はがんばります。ごめんなさい。