吉田松陰

 先日、NHK大河ドラマを何気なく見ていて、吉田松陰という歴史上に残る人物が、まだ二十代の若さで、死罪でみまかったことを知り、驚きました。
 その辞世の句の一部「留めおきたし 大和魂」が、とても心に響きました。また、もう一つ、友人に送った「どんなことでも誠を尽くせば、できないことはない」という意味の言葉も、今の私にとってずしんと心に残りました。
 このような適切で、真実味のある言葉の持つ力は、彼が死んでも生き続け、後の彼の同志達に受け継がれ、社会を変革する潜在力として機能したのでしょう。

 それは、まるで宮澤賢治も若くして亡くなったのに、彼が残した言葉で私が生き直すことができ、彼の世界観でこの会ができ、雑草魂の草の根で社会を少しでも健全になることを願って行動しているのに、似ているような気がします。
 今日の午前中は、惣菜つくりや、四季の会でEM液を積んで川の浄化に、帰りに実験用の生ごみをもらって、午後は、相変わらずゴルフ場へ、帰ってからは、実験作業とEM培養液作りと行動することで、気持ちのいい時間とくじけそうになる気持ちを持ち直すことができました。考えているだけでは、気持ちは引っ込むだけです。
 もちろん、ゴルフ場の店番をしながらの読書時間も、後につながる大切な時間です。