あれから二年

 3月10日、あの日の前日、もう二年経つのに、根本的な問題は何も解決されてなくすべて先送りでここまで来てしまったという感が否めなくて、今自分が取り組んでいる課題も、東日本大震災に関係なくはないので、行動を起こそうという決意が突如生まれました。
 その決意が私に、すぐその日に坂東市の市長さんにあてて、便りを書かせました。そして、今日それを、四季の会の会員と坂東市の市役所にもっていって、猿島町時代から知っている職員に手渡し、その内容についても理解してもらってきました。
 もうお分かりのように、生ごみが焼却されているのは、余りにもったいなく、反自然でもあるので、お金をできるだけかけず、有る物を活用して、省力化で、有効な堆肥を作りましょうという提案です。これからの時代は、何事もこの三つの条件を満たすような方向にいくことが、日本人のかつての良き国民性である勤勉、質素、倹約、知恵、清潔、助け合いなどを復活させ、その精神的資産を次世代に受け渡す契機にもなると、私は固く信じていますが、皆さんはどうでしょうか。
 そういう目に見えないものこそが、全ての問題のかぎになっていると、私は思います。
元気、安心、希望、この三つが、今の日本に最も欠けているのではないでしょうか。