絵本

 絵本「なにか、わたしにできることは?」が到着しました。哀愁を帯びた大人の絵本で、人とのつながりが希薄な現代人の生活の中に潜む不安や孤独や寂しさを如実に描き出しています。それを救ってくれたのがこの題名の言葉です。みんなが不安で、お互いを必要としながら、つながらないまま時が無為に過ぎていく。みんなが、この一言を言えたら、世の中は全然ちがったものになるかもしれないと、作者はいいたかったのかもしれない。
 私たちの会で、ピース・エコ・ショップが形になって、みんなのたまり場になれたら、「もったいない」と「なにか、わたしにできることは」が合言葉になってくれるといいなあと思ったりして、楽しみにしています。