認定NPO

今年度の会の目標の一つは、認定NPO法人に将来なるための準備を、少しずつしていくことです。
 ゴミ拾いから始まった社会参加がどんどん進展して、夫がライフワークで始めた安全な卵を生産する自生農場がゴルフ場建設予定地に入ったのがきっかけで、環境の任意団体である「猿島野の大地を考える会」が平成四年に誕生。それから八年後の平成十二年に、自分たちが目指す普遍的な課題が見えてきていたので、それまでも事務や会計に全く門外漢であった私でしたがどうしても認証NPO法人の資格を取得したくて、様々な人たちとの出会いや協力を得て、実現することができました。
 あれから十三年。今では、全国に認証NPO法人は、四万七千を超えるとのこと。多様化する社会のニーズに応えて、営利を目的とせず、社会の健全化に貢献しようとする人材が増えていくということは、とても悦ばしいことだと思います。
 そしてその後、法が改正され、更に信頼度の高いNPO法人としての「認定NPO法人制度」ができました。現在は、まだ認定を取得した法人は、認証NPO法人の0.25パーセントとのことで、狭き門です.
でも、あきらめず、がんばらず、周囲の人たちとの交流を通して、それこそそのプロセスを未来へとつなげながら、いつか認定NPO法人になれる日を楽しみに、学びの精神を心がけ、一歩一歩。たとえ、生きている間になれないにしても、その志はだれかが・・・・。同志よ、来たれという願いを込めて。