どこを向いても、核の脅威である。
 平和利用の原子力発電も爆発すれば、全く収拾がつかないのは、福島の実例で全国に知れ渡っている。
 北朝鮮も、若い指導者に変わったら、核の取り扱いにしても、エスカレートしていきそうで、今まで以上に不安であり、不気味である。
 第二次大戦が終わって、もう七十年近くが経っている。文明も極限の所まで来てしまっているように思える。第三次が起きたら、核戦争ということになり、どうにも救いようのない事態に陥る。世界のどこにも、末恐ろしい核は作っても、この核の恐ろしさを治す手だてはない。
 私たちの会が、世界平和に関与したく、ささやかな日常を積み重ねてきましたが、手の届かないところで、どんどん何かが進行していっているという危惧をぬぐいえない日々が続いている。