タケノコ

 今は、筍の季節です。このタケノコの漢字は、上に竹かんむりが付いて、下が旬(しゅん)なんですね。旬という意味は、一番盛りとか一番いい時ということで、漢字とはうまくできているものだと今感心しました。
 このタケノコが、今の所、ピース・エコ・ショップで一番人気なので、毎日大忙しです。掘りに行ったり、ゆでたり、味付けしたり、この三段論法でいかに無駄にしないで、売り切るか、毎年夫と協力体制で頑張っています。
 この無駄にしないで、活用し終わった後の清涼感は格別です。その上、そのお金が時間と空間を超えて、アフガンの人々や福島県南相馬市の人々の生活に役立たせてもらえるのですから、これ以上のやりがいはないでしょう。このピース・エコ・ショップを思いつかなかったら、今頃タケノコを持て余して、食べ飽きてうんざりしている自分を想像してしまいます。このショップのお蔭で、食卓に上るタケノコ、おいしく頂いています。

 宮澤賢治は、時間と空間を超えた四次元の世界を私たちに示してくれました。このような世界観こそが、世界平和を可能にしてくれるのではないでしょうか。この四次元の世界を知った悦びが、ピース・エコ・ショップ事業の最大の収穫かもしれません。