葛藤
どんな人の中にも葛藤があるということ。一日のうちにも、人間である以上、宮澤賢治の詩集の題名「春と修羅」ではありませんが、春のように穏やかで幸せな心持と、自分の中に巣食う修羅との戦いの時が、何度か訪れます。
私は、賢治のお蔭で生き方が確立し、日々その恩恵の元で根本的なところは揺らがず元気に過ごしていますが、その波は毎日自分の中で寄せてはかえっています。
でもその葛藤の時にいつも行動する方を採り、乗り越えた時には、安らぎが待っているということを、少しずつですが体得できているように思います。
私は、それをゴルフ場でピース・エコ・ショップをやらせてもらうようになって、養われた気持ちの在り様だと思って感謝しています。
この全てが不安定な現代にあって、納得した生き方が見つからないまま、ただ葛藤しているのは本当に苦しいと思います。
ピース・エコ・ショップができた暁には、そういう見えないところを、語り合えるような場所になればと願っています。