ラスト 侍

 今夜は、頼まれた卵油のカプセル詰めをしながら、この題名の映画を見ました。初めはとてもわかりづらく、でも途中から面白くなり、圧巻の場面がいくつかあり、クライマックスで、武士道に生きた主人公が見事に命を散らし、明治天皇も外国と対等に向き合う勇気を持ち直すというストーリーでした。その間をつないだ一人のアメリカ人は、次第に日本の武士道に惹かれ、最後は誰もが求めてはいるが、稀にしか得られない心の平安をそこで得るというくだりが、私には響きました。
 そうなんです。私がもったいないピース・エコ・ショップを二十年近くやってこられたのも、自分の心の平安を日々得られたからなんです。ですから、日本のどこでも、だれでも、私の場合は武士道ではなく、日本の国民性であるもったいないの気持ちと平和を希求する気持ちさえあれば、ピース・エコ・ショップは可能なのです。
 仲の良いグループで、もったいない物を集めて、安く買っていただいて、そのお金をほんとに役立つところに寄付して頂ければ、いいのです。「もったいないピース・エコ・ショップ」という名前と上記の基本を共有してくだされば、あとのことは自由です。
 心の平安や元気、希望などが手に入ることが、現代では一番難しい事ではないでしょうか。