本望

 「それが叶えば死んでも本望だ」などとこの本望という言葉は使われます。別な言葉で言い換えれば「本当の望みが実現すれば死んでもいい」ということでしょうか。
 自分たちに当てはめれば、「もったいない・ピース・エコ・ショップ」が、名前と仕組みだけは共通で、あとは自由な形で日本のあちこちにできることが、本望でしょうか。
 現在、日本語では「もったいない」、英語では「Taste the waste」という題名で、ドイツで、ドキュメンタリー映画ができていて、たくさんの賞を頂いています。日本とドイツは国民性において似ていると言われていますが、この映画も含めて、向こうの方が先を行っている感があります。
 でも、この映画は、食品の半分が廃棄されているというような事実を伝えるだけで、一歩踏み込んで、ではそれをどうするかという答えまでは出ていません。
 少なくとも「もったいない・ピース・エコ・ショップ」は、その解決法の一つであり、20年近い小さい実績の積み重ねで、それを検証しています。どなたでも、やるお気持ちがあれば、お仲間を作ってやってみてはいかがでしょうか。今日が明日に、明日が明後日につながります。特に、お金と時間の余裕があって、まだ生きがいを見つけていない人にお勧めします。