昔の自分
今日は、ゴルフ場でお店番をしながら、自分の書いた三冊目の「宮澤賢治を生きる」をなんとなく読んでいて、忘れていた昔の自分に逢った気がしました。
あの頃はこんなに清新な気持ちで日々を送っていたのかと、若さの持つ自然のバイタリテイーを感じました。
でも昔の自分に逢えたことは、この本を書いておかなかったら、全部忘却の彼方だったかもしれないので、たとえ拙著でも書いておいてよかったと思いました。また、会としてみんなでたどってきた足跡でもあり、会がこれからどのような路を切り開いていくかの参考にもなるかもしれないので。なぜかというと、私たちの会の原点は、宮澤賢治の世界観に立脚していますので。
現在の「もったいない・ピース・エコ・ショップ」運動も、賢治の「世界全体が幸福にならない限り、個人の幸福はあり得ない」という賢治の言葉ではありませんが、この運動は、世界全体が幸福になってほしいという願いから発しているからです。