いい時間

 この農場にいると、毎日いい時間が流れていきます。今日も午前中は、会の中では若手といえる会員さんが、電話をかけて来てこちらの都合を聞いてくれた上で、ボランテイアをしに来てくれました。この間も来てくれて、こちらの事情も分かっていたので、すぐ自分から進んで気持ちよく動いてくれ、明日はお客さんが来られるのでやらなければと思っていたピース・エコ・ショップのお掃除も二人でやると楽しく、いつの間にか済んでしまいました。
 午後は、ゴルフ場行きの準備をしていると、銀杏をゴルフ場で買って下さったお客さんが直接農場に銀杏を求めに寄ってくれました。坂東市の方だったので、すっかり親しくなり、もったいない・ピース・エコ・ショップの「もったいない」にとても共鳴してくれて、今度家具を持ってくると言って、銀杏をたくさん買った上に沢山予約していきました。
 宮澤賢治の「有機交流電燈の一つの青い照明」という人間定義は、お互いの魂が通い合う関係をもった存在という意味ではないでしょうか。どんな人とでも、そういう関係が持てれば、世の中は平和でしょうに、せめてこの農場ではそうありたいものです。