助け舟

 今日のゴルフ場も、一級の寒さで読書が一段と頭にしみとおりました。みなさんは、世界で、平和憲法をもっている国が、日本とコスタリカである事をご存知でしょうか。
コスタリカは、石油も出ない貧しい農業国ですが、国民は憲法の内容を実によく知っていて、憲法に違反すると、子供でも申し出て、憲法の範疇であればその通りになるそうです。いわば、憲法のもとで、真の民主主義が行われているということです。その位ですから、近隣の国に紛争があると、平和を輸出した調停役で、解決してきたそうです。宮澤賢治の雨にも負けずの中の「近くにもめごとがあれば、馬鹿らしいからやめろと言い」という文章を思い出します。
 又、この国は、人口400万で、隣国が紛争で出た100万の難民を受け入れ、食料、住居、教育の面倒をみたということで、平和憲法を中心に据えて、国がそれをしっかり活用しているところに、日本も学ぶべき点が多々あると思いました。
 ゴルフ場での売り上げは、読書と反比例でしたが、午前中に会員さんが光合成細菌などをたくさん購入してくれました。こういう様々な助け舟が、もったいない・ピース・エコ・ショップの存続に、これまでどれほど安心感を与えてくれたことか、やり続けることの大切さをかみしめています。