誕生日

 今日は、石川県に住む次女の息子、即ち私達の孫の誕生日で、7歳になります。又、明日は、私の夫即ち「コッコ爺」の誕生日です。なんと、節分と立春に生まれたとは、いかにも二人らしいです。おめでとうさんです。といっても、後者はおめでたくはないでしょうけど。
 とにかく、孫たちがみんな元気に、健やかに育っているのが一番悦ばしく、ありがたいことです。今日、誕生日の孫は、自分の興味のあることに対する集中力がすごいと感心させられます。正に三つ子の魂、ここに在りという感じです。私がうれしいのは、その集中力がゲーム等に向くのではなく、自然の中に生きている小さな生き物などに向けられていることです。昔の私達の子供時代のようです。
 そして、妹と実によく遊ぶのです。会話も、小さい時からやっているので、仲の良い夫婦のように和やかで、否それ以上に絶妙で、おかしくなってしまいます。これから、どういう風に大きくなっていくか楽しみです。
この孫たちが、現代文明の真っただ中で、このように素朴に育ってくれたのは、次女夫婦の生き方と育て方に根ざしていると、つくづく「人間は、因果交流電燈の一つの青い照明である」という賢治の人間定義の通りで、親の生き方と育て方が子供の人間形成に与える影響を実感し、彼らに感謝しました。