ふきのとう

 蕗のとうがあちこちで顔をだし、春の訪れを感じさせてくれます。包丁を持って、採って歩きました。かごにいっぱいになりました。ゴルフ場で、このまま売ってみようと思い立ちました。
もし売れない時は、蕗みそにして我が家の食卓にと半分期待していたら、女性のお客さんがやはり蕗味噌を作りたくなったらしく、全部買ってくれることに。二人で、値段の折衝に入り、私が言った最初の値段で、承諾してくれ、ちょっと安すぎたかなと想えど、後の祭り。でも、新しいうちに悦んで買ってもらえて、よかった、よかった。子供のお店屋さんごっこのような日々ですね。年取ると子供に還るとは、正にこのことですね。
 帰ってから、又蕗のとうを探してきて、のびるやもちくさやしいたけと一緒にてんぷらにして楽しみました。田舎は、お金のかからない、自然の恵みで生きていけるありがたいところです。
これがほんとは、豊かな生活というのではないでしょうか。