次世代

 今、孫たちが来てくれて可愛いと思うにつけ、私の残された時間は、このように後を託す次世代のためにこそ使おうと思わされます。
 それでは何を中心に据えるかと考えると、やはり「もったいない」に行き着きます。今日、孫のリアに「もったいない」をわかるかというと、うなづき「ウエイストフル」と言いました。ケンもリアも私たちのDNAを受け継いでくれているらしく、悦ばしいことです。
 近くに肉親でなくとも、「もったいない」を教えてくれる人がいれば、みなその後ろ姿に影響を受けます。そういう社会でありたいです。
 私は、母の母であるおばあちゃんから彼女の日常生活の後ろ姿を通して、もったいないの精神を学んだように思います。又、あのころは、日本中がもったいないは当たり前の時代でもありました。そういう時代背景の中で育った自分をうれしく思います。
 私達もったいない世代が、今立ちあがらないと「もったいない」という日本人独特のエネルギー源が消散してしまいます。
 つながりあって、協働でこのもったいないの宝を、日本のみならづ、世界に伝えましょう。