原点

 私の原点は、道路のゴミ拾いから発しています。二十年以上前に宮澤賢治を生きる具現的方法として、最適と判断し、約三年間一人でゴミ拾いにいそしんでいました。自然と社会、両者にまたがって行動できるのが道路のゴミ拾いで、それを通して、自分の魂を覚醒させ、それに従って自分にその都度与えられた課題に向き合って、答えを見出し活動の指針にしてきました。
 そこからすべての物事が生まれたと言っても過言ではないほどです。「私の宮澤賢治かん」という建物は、その象徴でしょう。よろしかったら、カテゴリーの中にありますので、見てください。廃材、廃物を主に活用してできた「もったいないハウス」第一号です。
 そして今回第三号ともいうべき「もったいない・ピース・エコ・ショップ」ができました。この原点も、「もったいない物」をゴミにしたくないので活用して、その収益金を必要としているところに送るという点で、同じです。
 今日も、ゴルフ場で顔なじみになったお客さんとも話が弾み、買って協力してくださることで、心が通じ、私の張り合いにもなり、かつてのゴミ拾いがちょっと形を変えただけで、本質的には同じで、将来いつか各地に「もったいない・ピース・エコ・ショップ」ができれば、日々のこのショップが原点だと思えば自分を納得させられると思いました。