帰国

約一か月近く里帰りしていた長女親子が、アメリカに帰る日が来ました。ちょっと疲れ気味で元気が出なかった私に、親孝行していってくれました。二人の孫たちも、母親の日ごろの「やらせて習慣にする」教育法で、実によく育っていて、二人で外で何かしら遊びを見つけて実によく遊ぶし、健全に育っていることに感心と感謝でした。
 小野家の質素、倹約の伝統的精神も受け継いでいて、うれしい限りでした。孫のケンが、「これもっていっていい?」と聞いたのは、この頃興味を持ってやり始めた漢字のことが分かりやすく説明してある辞書でした。又、リアは、この一か月の間に見つけた小さい四葉のクローバーと緑色の玉虫と烏の羽をきれいな紙の箱にきれいに並べました。彼女が、もう一つ持っていきたかったのは、私と図書館へ行ったとき、私がつつじの花を二輪、何かに挟んだのを覚えていて、それがほしいと言ってきました。結局それが見つからず、その代わりに沢山の押し葉が見つかり、彼女はうれしそうにそれを全部持っていきました。とにかく機嫌のよい子たちで、自分らしさをしっかり持っている点で、将来が楽しみです。親ばかならぬ、じじ、ばばバカですかね。