帰省

 今年は、三人娘が引き続いて帰省して、今日最後に三女がアメリカに帰国しました。今年は、私の事故の心身ともの後遺症をはさんだ帰省だったので、忘れられない思い出深いものになりました。苦しいトンネルをくぐり抜けた先に、一皮むけた自分が待っていてくれ、それをお医者さんや薬に頼るのではなく、自分で直せたという爽快感が私には何よりのものでした。
 次女、三女が帰省した時は、長女が最初に帰省した時とは、別人のように元気になっており、以前よりも何をやっても楽しめる自分がそこにいました。以前のように思い詰めて悲観することもなく、全く自然体で今ある事柄に対処できるようになりました。この心の位相の変化は、今回の最大の収穫でした。
 まだ生ある間に、隠れていた違った自分に会えたことは、ほんとに幸いであったし、感謝です。三人の娘たちやいつも支えてくれている夫に感謝です。