老後破産

 先ほど、「老後破産」という題名で、一人暮らしの高齢者の実態がテレビで報じられました。生活保護費より少ない国民年金生活者は、財産や貯金がない場合だけ、生活保護費と同額分だけ補填してもらえるという。もし、全員に補填したら、生活保護制度が立ち居かなくなるという。
 先日は、「子供の貧困」という題名で、十分に食べられない日本の子供の実態が、報道されました。又,現在の働く者の年収が、200万円以下が全体の40パーセントと報じていたと記憶しています。この三点を知っただけでも,日本の将来が、バラ色ではなく、イバラの路が確実に待っていると覚悟した方が賢明な気がします。
 そこをこれからどのように生き抜いていくかが、問われています。「計画経済」で日々を過ごす事。これも、慣れると楽しいものです。私は、若い時からもったいないがしみついていますので、出来るだけ有るものを活用するという姿勢を貫いてきました。特に最近はそれが楽しくなりました。ゴルフ場で、売れ残ったものを、使えそうなものは分別して、おいしく頂けるようにトライする。料理は、なんでもありで、おいしいと思えればいいだけです。子供の頃のおままごとの遊び心を思い出します。
 このようにして、もったいない・ピース・エコ・ショップでの売り上げは、必要としている所を支援出来、自分たちも空腹を満たし、生ゴミは鶏のお腹か光合成細菌と一緒に大地に還元し、全部活用出来た後の爽快感を日々味わえるのは、これが本当の贅沢ではないかと幸せ感を覚えます。
 私たち夫婦も、最低の国民年金暮らしですが、若い頃からこのような計画経済的な簡素な生活をしてきたので、本当に必要なものしか買いませんので、要は、自分のライフスタイルをしっかり持って、周囲に振り回されない事でしょうか。