実験結果は・・・・・

 私たちは、九月六日にその宮城の会員に光合成細菌を十リットル送りました。
 宮城の会員は、洗車の際に出た高濃度の汚染水を吸った土壌を、実験に使いました。
 九月八日に、土壌を三等分し、一つはそのまま、もう一つはその土壌と同量のすなわち百パーセントの光合成細菌を散布、もう一つはその土壌の五十パーセントの光合成細菌を散布したそうです。
 そして九月二十九日に測定。そのままの土壌が、7マイクロシーベルト、百パーセントのほうが、3マイクロシーベルト、五十パーセントのほうが、2.2マイクロシーベルトという結果でした。
 とにかく放射線量が半分以下に、それも五十パーセントのほうは三分の一以下に下がったという事実は、驚異的、画期的という他ありません。
 
 私たちの会は、EMなどの有用微生物による環境保全の普及が二大使命の一つなので、EMの開発者である比嘉先生を中心とした「NPO地球環境・共生ネットワーク」にも入会しており、定期的に「善循環の輪」という通信がインターネットで送られてきます。
 今回は、上記の実験と似たような内容でしたので、ここで紹介しますと・・・

 茨城県鉾田市のEMボランテイアノ人たちが、市内の小学校校庭にEM散布を行ったところ、四か月で放射線量が約50パーセントも低減したとの報告があったそうです。EM散布の内容が表で示されており、大体一週間ごとに、昨秋EMを投入したプールの水やEM活性液やそれを希釈した液などを数百リットル単位で、校庭に散布したということです。測定地点は五か所で、減少率の平均値が47,7パーセントでした。
 EMは、主に光合成細菌、乳酸菌、酵母菌から成り立っています。
 通信の最後の付記によると、EMの活性液に光合成細菌を同量添加すると、より効果的とありました。ちなみに、EM-3が光合成細菌です。