茶はなし

 先日紹介させてもらった、四季の会。まだ読んでいない方がおられたら、最新タイトルの「四季の会」のところを開けてください。そこに、今日のタイトルの「茶はなし」がなんであるか載っています。
 平成六年から平成十八年まで、社会福祉協議会から発行された、月一回、全戸配布、手書きのボランテイア広報紙の名前です。名前の由来は、ボランテイアには、茶は必要ないというような意味で茶はなしと、みんなでつけたのをなつかしく思い出しています。
 ずっと月一枚づつ大切に綴って、「私の宮澤賢治かん」に保管しておいてあります。最近それらを見直す機会があって、いい時間を過ごしました。
 その中に、「温故知新シリーズ」と私が勝手に四回に分けて載せているものがありました。「温故知新」「古きを温めて新しきを知る」日本語は素敵ですね。現代文明は時間の流れが速すぎて、全てを押し流してしまうような、寂しさ、はかなさを持っているような気がします。もう一度過ぎ去ったもののなかから、大事なものを探して自分の中で温めて、そこからまた未来の道筋のヒントを見つけるということをしなさいという昔の人の教えの言葉で、特に現代人には必要不可欠なことではないでしょうか。




 もし「茶はなし」を見てくださる人がいましたら、、「リンク集」の中の「わたしの宮澤賢治かん」をクリックして「茶はなし」のバックナンバーをのぞいてください。A3の大きさで見ることができます。
 この140回の茶はなしが、最後となりました。十二年間の足跡でした。濃密な時間を与えてくれたことに感謝です。