百人委員会

 先日テレビで、途中から見たのですが、鳥取県智頭町の百人委員会なるものがありました。たまたま町長さんが「町民から集めた税金ですから、町民の方々がほんとに必要だと思っているものにつかわれるのが当然です。」と言われているのが耳に残りました。
 町の名前が、また変わっており、それが目に残り、同時にその名前が気に入りました。以前から智慧の産物が文化で、知識の産物が文明と大雑把に分類して、智慧がだんだん隅に追いやられている現代に危機感を持っている私としては、正に「名は体を表す」という諺ではありませんが、名前と町の実体がうまく合っているなと感心させられました。
 そして、百人委員会なるものがどういうものなのかが、気になっていたので、今日もっとちゃんと知りたくて調べてみました。下にそのままのせますので、見てください。ちなみに、「智頭」は「ちず」と読みます。 
 
 百人委員会とは?
趣旨・目的
 智頭町の自立度を高めて、活力ある地域づくりを進めていくためには、町政へ住民の皆さんの声を反映していくことが必要であることから、平成20年「智頭町百人委員会」が設置されました。百人委員会は、住民が身近で関心の高い課題を話し合い、これを解決するための政策を行政に提案していく組織であり、智頭町ならではの住民自治の実践をめざします。

 当初6部会で始まりましたが、平成22年度からは行財政改革部会が行革審議会に発展したため、5部会となりました。



組織体制・運営事項
(1)智頭町百人委員会組織体制図

百人委員会(運営委員会) :平成22年度部会名
構成人数
事務局



商工・観光部会 12人
企画課
生活環境部会 10人
税務住民課
福祉部会 6人
福祉課
林業部会 15人
建設農林課
教育・文化部会 21人
教育課


(2)運営事項

百人委員会委員は、町民から公募し、希望(第2希望まで)により各部会へ編成する。
任期は1年(各年3月31日まで)とし、委嘱状を交付する。
応募資格は、満18歳以上(高校生を除く)の町民又は、町内事業所への勤務者であることとする。
各部会は20名程度で構成し、企画案を実現するための専門性を有する役場各課が事務局を務め、企画課が総括する。
各部会は部長、副部長を互選し、各部長、副部長10名で構成する運営委員会を組織し、この委員会の中から委員長、副委員長を選出する。
百人委員会の全体的な運営に関することは運営委員会で決定する。
庶務は企画課が所管する。


百人委員会設置要項(PDF)2011年04月15日 ---

【担当・お問い合わせ先】 企画課/TEL 0858-75-4112