仲間たち

 今日は、全国的に寒い一日でした。でも心温まる一日でもありました。
 会員さんの中には、それぞれ得意分野があって、みないつの間にか棲み分けというか、頼りにしているうちに、その担当になってくれています。先日交流行事のお知らせのハガキつくりをやってくれた会員が、今日は年賀状つくりにやってきてくれました。
 前日は、別の会員が不要になったビニールハウスの資材を提供してくれた上に、一日中夫と会のビニールハウスつくりをやってくれました。
 今日私が午前中、ためておいた諸用を終って帰ってきたら、30年も有機農業をやっている夫の後輩の人が、いつものように何段もの野菜のかごを、かさ地蔵のようにおいて行ってくれてありました。この温かい好意がありがたく、強風にも負けず、いつものようにゴルフ場へ。
 また、そこにも仲間がいて、マッチ売りの少女ならぬ、野菜売りのおばさんに同情して、「お待たせしました」といって、不要になった「あったか湿布」をポケットにたくさんいれて、もってきてくれ、おまけに背中にもそれを貼ってくれ、明るい笑いを残して、また次の仕事に戻っていきます。そして時々は、お野菜も買ってくれたりして、ピース・エコ・ショップにも協力してくれる心強い味方です。
 そして会の代表で、包容力のある夫が定時には迎えに来てくれ、夕方には、炭焼きを担当してくれている博学の会員さんが、いつも愛用してくれているEM液体石鹸を20本も買いに、またその後、このブログのおぜん立てをしてくれた若い聡明な頼りになる女性会員が、EM活性液をとりに来て一緒に話が弾み、帰った後にまたもう一人の会員、かつての私の自由来(塾を私は自分の願いからこう呼んでいました)の教え子が野菜を持って登場。私はゴルフ場で売る銀杏を袋詰めしながら、夫は卵の箱詰めをしながら、彼と茶飲み話にまた盛り上がり。
 こうした仲間たちがいつもさりげなく来て、助けてくれ交流できるのも、宮澤賢治的世界観に則った「NPO法人 猿島野の大地を考える会」ありてこそと思って、感謝しています。