一日一生

 元旦にあたり、また一つ年を重ねたこともあって、ますますそれを言い訳に、くじけそうになったり、弱音を吐きそうになる自分を想定できます。
 昨年は、師走の寒い中を、賢治魂ではありませんが、一応一日も休まず、ゴルフ場でピース・エコ・ショップやり続けることができました。家族や仲間のたゆまぬ協力と温かいお客さんとの出会いがあればこそですが、これからまだ今年の寒い一月と二月が待っています。このように先を予感する特性は、勇気をしぼませたり、行動を委縮させたり、消極的にしてしまいます。
 そこで、先はなく一日が一生と思えば、いいのではないでしょうか。そう思い込み、一日の時間をやるべきこと、やりたいことをうまく組み立て、組み合わせ、即ちオーガナイズして完結させ一日を終了させる。そしてもし明日も生があれば、また一日一生で生活していく。この気持ちを土台に日々を送れば、私たちの時間は濃密になるのではないでしょうか。一人一人がそのような日々を積み重ねることが、老若男女すべてを強くし、日本全体を元気にしてくれると信じます。
 明日から、また同じような日常が始まります。一日一生と自分を鼓舞し、元気でポックリを目標に、弱い自分と戦っていきます。また一年よろしくお願いいたします。