子供の力

 今日の「クローズアップ現代」で、昨年の大天災の時、岩手県釜石市の某小学校で、大津波が襲ってきたとき、もう下校時を過ぎていて、全児童がばらばらに散らばっていたにも関わらず、一人の犠牲者もなかったことが報じられ、驚きました。
 事前教育で、子供たちが津波の恐ろしさを知っていたことや、その地域ではそのような時は、家族それぞれが自分の力で行動することが不文律になっていて、それをその地域の言葉で独特の表現があるのですが、年のせいか残念ながらもう忘れました。
 その子供たちのそれぞれの対応が数例出ましたが、どの子も明るく優しく自然体で、子供の力を頼もしく感じました。反対に私たち固定観念にとらわれている大人が学ぶところが多々あると反省しました。
 未来を担う子供たちには、とにかく色々なことを経験してもらって、自分で自分の力を引き出し、その力を社会に役立て、それを悦びとするような大人になってほしいと、つくづく思う昨今です。
 この子供たちから、今日はヒントをもらったような気がしました。ありがとさんです。