関与

 私が、ほとんど毎日、魔の時間と戦いながらも、ゴルフ場通いを続けられているのは、世界平和という抽象的な願望に、時間と空間を超えて、みんなで具体的に関与できているという悦びや張り合いでしょうか。
 23年度から、ピース・エコ・ショップに変えてからは、被災地とペシャワール会に半分づつ送るようになりました。ペシャワール会は、用水路も完成し、今は自立定着村も完成に向かいつつあり、中村哲医師の揺るがぬ信念と行動力は、私たちに日本人の理想像を提示してくれ、学ばせてくれます。
 また、被災地へ送るようになってからは、あの寒さや窮状を想うと、自分の甘さを反省し、自分の生活が自然と規定されます。関与していることで、私たちのほうが持続可能な元気や健康や悦びをもらっていると言えそうです。
 昔よく物々交換という言葉がありましたが、感謝交換かもしれませんね。