プラスチック

 今日は、長い間環境問題に関わらせてもらっているのに、固定観念にすっかりとらわれていて、知らないことがありました。里帰りしている娘に教わりました。彼女の住んでいる町では、プラと表示のしてあるプラスチック類は、汚れていたり、金具などがついているのは別にして、すべてリサイクルの部類に入るのだそうです。プラスチックは重さで言えば、そんなにお金はかかりませんが、燃やせば環境は汚します。リサイクルすることによって、ゴミの減量と環境悪化を防いでくれます。その上、石油はそのうち枯渇する資源で、リサイクルするに越したことはありません。

 調べてみましたら、プラスチックは、熱可塑性と熱硬化性に大別され、熱に弱い前者がリサイクルできるようです。前者の種類が圧倒的に多いです。

 こういう細かな分別を住民にやってもらっている娘の住んでいる町は、環境の意識が高いなあと感心しました。それだけでなく、空き家を町で把握して、住民に紹介する制度も確立していて、娘夫婦はその制度で家の持ち主と相対で現在の住居を手に入れました。その地主さんの人柄がすばらしく、そういう出会いも町が提供してくれたのですから、このような町を、住民全体の将来の環境を配慮し、住民参加で住民の自立と自律を引き出し、他方、住民サービスが徹底しているというのかもしれません。