猿島野まるごと博物館交流行事

 昨日は、私たちの会の二つの年中行事の一つである第十五回猿島野まるごと博物館めぐりの日でした。前日は一日中雨でもう水が切れたのか、昨日は素晴らしいお天気で、これだけで半分は成功というような日でした。
 午前中は、そば名人さんがご都合が悪くなり、その代わりにもう一人の会員さんが、全部やりますからと申し出てくれて、私たちはその手さばきを見せて頂いて、ごちそうになるばかりのいいとこどりで、会員の手品のアトラクションを楽しみながらおいしくいただきました。
 午後は、現在福島県南相馬市で、光合成細菌などによる水田の放射能減少実験をやっている会員さんを、宮城県からお招きしてお話しをきくことになっていました。遠くからの来訪なので心配しましたが、彼が早起きして無事到着していたので、ホッとしました。
 彼の作成した除染計画書を皆さんに配布して、話してもらい、質疑応答で色々な意見も出て、十月ごろに出る結果にみんなが期待しているのを感じました。
 今回の彼の行動は、会員のだれもがたとえ遠くに在住していても、その人の決断次第で会の理念や目標を具現化して活動できるということを教えてくれました。これはとても重要なことで、特に今日本中で困っていることに関係していることだけに、場所を問わず、会員が行動を起こしてくれることは、問題の解決の糸口を増やすことにつながります。
 会員の誰もが、当事者意識をもって動き出せば、社会のあちこちに灯りがともってくること確実なのですが。