快働

 「快働」という言葉は、私の造語で辞書にはありません。よく健康の証に、「快食、快眠、快便」と昔から言われていますが、私はその大前提は、気持ちよく思い切り心身を働かせることだと、体験上から信じています。それは、同時に自分の二度とない時間を燃焼できることでもあります。
 私のもったいながり屋は、第一の対象は時間です。特に持ち時間が少なくなってきた今となってはなおさらです。そこから、又一つ、「一日一生」という私の造語が生まれました。
 夫と夜になると「今日もよく働いたね」が日常会話です。今日は特に、「周りにあるもの活用しなくてはもったいない」がむくむく頭をもたげ、夜遅くまでそれをやっていたら、終わってすっきり、周囲もきれいになりました。賢治の「整理することから、人は二倍の力を得る」は、いつも真実だなと思います。