つながり

 私たちの会の一つの柱であるピース・エコ・ショップ事業は、平成6年8月31日(やさいの日と勝手に命名)に産声をあげたので、会のみんなの子供、ピース・エコ君は後2,3年で成人式です。
 本当にいろいろな人たちのつながりでここまで来ました。大量生産、大量消費、大量廃棄の物質文明の中で、もったいないの精神が失われていくことへの無力感と働く張り合いがほしくて、思いついたユニセフ・ショップが最初の形でした。ユニセフは国連児童基金。子供の命が最優先という思いから、発想しました。
 最初は、私たちの会の事務局がある、自生農場の製品外の卵と鶏糞と農場でできる野菜などだけでした。それが今では、会のもったいない精神に賛同してくれる人のつながりから、素晴らしいネットワークができました。
 これからの日本の将来を考えたとき、もったいないを核として、知恵ですべてを活用して、人と人とのつながりを密にして助け合う社会、これを「もったいない社会」と命名した人がいて、先にお株をとられたかと感心しましたが、ピース・エコ・ショップは今まさに、つながっている人たちで「小さい、小さいもったいない社会」を実現しているのではないでしょうか。各地にこれが広がれば、おのずともったいない社会が形成されていくことと、ある種の期待も込めて、このブログに向かっています。
 このショプのおかげで、私の後半の人生はどれほど豊かになったか、はかり知れません。