大間違い

 今日は、まず自分の思い込みの大間違いについて謝らなければなりません。昨日、今度坂東市が購入した測定器は、ゲルマニウム半導体検出器ではないとここで明言してしまいましたが、最初の思い込み通り、ゲルマニウム精密測定器だったのです。
 昨日役場の職員さんが、渡してくれた資料が「シンチレーションスペクトロメーターを用いて測定した結果を適切に評価するために」という題名だったので、読み進んでいくと簡易測定器とあったので、そう思い込んでしまいました。そして、そのシンチレーション云々という機器は以前調べてもらった既存の測定器より性能が優れているのだろうと勝手に解釈してしまいました。
 人間がやることだから分析もばらつきがあるというのと同じで、この私の思い込みの間違いも、いかに人間は不確か、不完全かを象徴しています。 
 今日、昨日頼んできた土壌の検査が終わったという報告の電話を頂いたので、市役所に行って、色々話しているうちに、その間違いがわかりました。

 所で、ゲルマニウム半導体検出器を持っている自治体は、茨城県坂東市だけということも知りました。調べているのは、主に給食の食品ということで、子供の未来を考えているという点では、私たちの会の視点とも通じるものがあると共感しました。
 ただ、その資料を読み進んでいくと、国際的に認められている分析機関、即ちISO/IEC17025:2005という品質保証に関する国際規格の認定を受けたところでないと、分析結果は通用しないとあり、いかに壁が高いかがわかります。

 でも「なせばなる。為さねばならぬ、何事も」で、私たちには、「パッション、アクション、ミッション」という三つのションしかありません。