元気

 「どうしてそんなにいつも元気で病気しないの。そんなにやせているのに」そんなようなことをよく言われます。
 自分でもつらつら考えますに、「人間とは、いかに生きるべきか」という人間定義を、宮澤賢治の言葉によって、真に納得させられたところが原点であろうかなと思います。
 そして、それを生活の中で、行動によって自分なりに具現化してきたことが、元気を継続させ、それが更に次のステージに自分を運んで行ってくれたという繰り返しをしているうちに、一筋の自分なりの道ができ、仲間ができ、ネットワークが生まれ、一日一日をうまく組み合わせて過ごさないと一日が終わらないので、病気をしているような隙間がないというようなことかもしれません。
 自分が最も大事だと思うことに、納得がいくように、とにかく努力だけはしてみることが、自分を心身ともに病気から遠ざけることではないでしょうか。