又、又日馬富士

 今日も、テレビで日馬富士の言葉に又、ビビッと来ました。「相撲は、横綱にとって一言でいうと」と訊かれて「ボランテイアです」と。思いがけない答えに「どうしてですか」と問われ、「見てくれる人や応援してくれる人を元気に、幸せにしてくれたり、勇気を与えてくれるから」又「横綱という地位も、一時神からお預かりしているに過ぎず、いつかはお返しする」
 相撲界に入りたての頃の日馬富士は、普通の人のような体格で、よくぞここまで登りつめた背景には、ものすごい練習量と精神力があったことがしのばれました。その上に、「自分を明るく、豊かにするには、本を読んだり絵を描いたり・・・・」と富士山を描いたご自分の近作を披露、ほんとにびっくりさせられました。
 テレビの中でも、この間私がまさに感じたと同じこと「哲学的、日本人より日本人」を言っておられ、感動していました。
 農耕民族であり、自然、大地に根差していた日本人の心意気を、もう一度取り戻しましょう。遅すぎるということはないのですから。