幼馴染

 又、又はがきの効用が。
 一人の幼馴染がずっと会に入って熱い支援をしてくれていたのですが、その彼女は自分の故郷や実家やそこに住む同級生ともずっと交流を大事にしていて、その彼女のやさしさが,
ずっと同級生と疎遠だった私を、彼らとつないでくれました。というのは、小、中の同窓会の時、私の四冊目の「とりあえず症候群のあなたに」というCD本を彼らに紹介し、販売してくれたのです。その時求めてくれた同級生からお便りやお電話を頂いてなつかしく、昔の頃の面影に思いをはせたりしました。そのお金は皆さんの気持ちが有難く、まとめて南相馬市へ送らせていただきました。
 そして、その同級生の中の一人がその本の件がご縁で入会もしてくれ、今回申請書の内容を読んで、とてもよく理解してくれた上に共鳴してくれた気持ちが、今日来た彼女のはがきの文章にあふれ出ていました。
 二人のこの幼馴染は、正に賢治言う所の「有機交流電燈の一つの青い照明」でしょう。