寒さ到来

 十二月に入って、正に冬到来という天候が続いています。日本に住む限りは、地球温暖化ではなく、気候変動という方が正しい感じです。とにかくこんな風にしてしまったのは、人間なのですから、罪深いですね。
 豊かで、快適な暮らしを大勢の人が求めると、環境の方につけががまわってくる。これに気づいたときはもうすでに遅しで、その暮らしを逆戻りできない。一人一人はやる気はあったにしても、数の原理でそのままになってしまう。
 原子力は、安くて安全という神話は、見事に嘘がばれてしまった後も、完全否定しないで、まだぐずぐずしている。続ければ続けるほど、使用済み核燃料は増え続け、気の遠くなるような長い保管期間と見つからない保管場所と莫大な費用は聞こえないふりで全体責任。だれも責任を取ろうとしない。どんどん時だけが経っていく。
 天候だけでなく、人の心にも寒さ到来というところでしょうか。