本、到着

 今日は、昨日到着した「スモール イズ ビューテイフル」をもって、ゴルフ場へ。随分厚みのある本で、たくさんは読めませんでしたが、とても共鳴したところを抜粋します。
 
 私の主張は、今進んでいる破局への道を脱出するのがもっとも重要な仕事であるということである。その仕事はだれがやるのだろうか。それは、年齢、財産に関係なく、権力や影響力のあるなしを問わず、われわれ一人ひとりである。未来を語ることに意味があるのは、現在の行動に結びつくときだけである。
 まず問題の本質をよく見極めて新しい生産方法と消費生活による新しい生活様式を作り出すよう模索すべきである。この生活様式の目標は永続性である。
 
 上の抜粋は、ある意味において、私たちのピース・エコ・ショップのスピリットを反映してはいないでしょうか。もったいない物やエコ的な物を市場原理で廃棄したりせず、消費者に安く買ってもらい、且つ惣菜にすることでも活用して、その収益を平和に役立ててもらう。それによって、品物もお金も生産者も消費者も、平和という核の周りを循環しているという構造になります。この生活様式は永続性をもち、いつの間にか十八年が経過しています。これにより、環境は保全され、このショップに協力している人たちの結びつきは自発的で強くなり、一人だったら関与できない世界平和という究極の目標にも関与できています。

 そして、今日たまたま久しぶりにスカイプで二人の孫を見せてくれた、石川県に住む次女夫婦の生活様式も、これに当てはまるとつくづく感じました。
 二人で、協力しながら有機農業を営み、その生産物を加工もすることで完全活用し販売。又仲間同士、物々交換でできるだけお金に依存しないで、自給自足を心がける生活様式。これからの若者たちの生き残る新しい道の一つではないでしょうか。