ミニマム主義

 今、帰郷している娘は、石川県でお米とリンゴを中心とした有機農業を夫婦で営んでいます。
 「類は類を呼ぶ」という諺のように、同じ方向を目指している者同士、自然に知り合い、交流するということになるのでしょうか。彼女たち夫婦の周りには、自分をしっかり持ち、わが道を行く人が多く、今日は、ミニマム主義を最初から掲げて、周囲に影響を与えているという人について彼女から話しを聞き、一緒にその人のブログもみせてもらいました。
 ミニマム主義とは、最小限という意味で、農業を大規模ではなく、小規模で、いいものを作り、全て大事に活用し、お金に振り回されることなく、精神的豊かさを享受する生活をするというような趣旨で、正に昨日のシューマッハーと重なるところがあってびっくりしました。
 ミニマム主義で安定した生活を確保した彼に、講演依頼などが多いということからも、これからの農業のあり方に、一石を投じているということが伺われ、彼のブログには新規就農者に対する親切な具体的な助言も載っており、日本の未来にも明るい光を感じ、このネットを通して全く未知の人を知るという文明の恩恵も今日は素直に感じました。