交流

 宮澤賢治の人間定義で、私を納得させ、生き方を根本から変えてくれた一節「私という現象は、仮定された有機交流電燈の一つの青い照明です」は、人間の有限なはかなさ、弱さを示すと同時にその命に宿る魂同志の交流によって、社会が明るくなるということを暗示していると思えてなりません。
 今日も、ずいぶん色々な方が農場に来られ、交流できました。すべてにおいて、実のある話ができたように感じました。
 昨夜の定例会も、いつもより人数こそ少なかったのですが、中身が濃く、会のこれからにとても参考になりました。
 誰でもが内包している魂の交流こそが、自分を育て、元気にしてくれます。宮澤賢治的世界観で活動している私たちの会は、そのような交流こそがすべてをつなぎ、広げていく力を有していると信じています。